『シリア アサド政権の40年史』
昼休みに30ページくらい読みましたー。
歴史学者の本と比べると、臨場感あるし、回りくどい単語使わないので、
すごく読みやすい本です。
今、アラブで起こっている 革命?混乱? はどこからはじまったのか、
まずはこの説明から始まります。
アラブの春の嵐は、
チュニジアの地方都市で失業中のモハメド青年が焼身自殺したことから始まります。
女性警官に辱められた悔しさから焼身自殺を図ったモハメド。
彼の映像がYOUTUBEで広まり、暴動に発展し、
20年あまり続いた独裁政権が崩壊。
民衆蜂起の動きはエジプトへ。
30年つづいたムバラク政権を崩壊させました
さらに、リビアでも40年続いたカダフィ政権が揺らぎます。
いち早く軍部から離脱した閣僚や軍幹部は反旗を翻しNATOへ援軍を要請、
NATOは待ってましたとばかり(私の勝手な解釈・・)にカダフィの軍部部門を空爆し、
彼を始末しました。
イエメンでも、反政府の動きがおこり、
それは部族間抗争に油を注ぎ、30年ほど政権を維持したサーレハ大統領が辞任
バーレーンでは
スンナ派の政権に対し、国民の大半がしめるシーア派の人々が権利の拡大をもとめて街路にでたが、
コレをサウジアラビアから1000人規模の派兵支援をうけて押さえたが、いまも混乱中とのこと。
クエートでは
首長の甥である首相にたいする国民の批判UPにより、首相交代、新内閣が発足。
サウジアラビアでは
油田地帯に住むシーア派国民が不穏な動きをしているが、政府は強権に事態に対応
ヨルダンやモロッコでも
不満もつ国民のデモが頻繁に起こっているという。
シリアでは1963年より、政権を奪取した
バアス党の独裁政権が半世紀にわたり存在しており、
アサド家の政権運営は40年を超えていたが、
この政権を揺らぎ始めは、どのようなきっかけだったのか、
実は、この辺がモヤモヤしていました。
でも、この本を読んで、なんとなくわかります。
シリアでの蜂起の発端は、
2011年3月に始まりました。
日本では 東日本大震災&原発事故のニュースが連日特番組まれていた時です。
なので、シリアでのニュースはそんなに大々的に流れなかったのでしょう。
そのため、シリアでの内乱の・・・・
長くなりそうなので続きは次回
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