タイトル:タイムマシンと時空の科学 (図解雑学)
内容:最新のタイムマシーン研究に関する説明と、
ブラックホール
相対性理論や量子論についてわかり易い図で説明してある本です。
学術書のような堅苦しさがなく、物理学を習っていない文系の私でも
楽しく読めました。
アインシュタインの考えについての解説が、すごくわかりやすい本。
今週末は一つレポートを提出。
レポート提出の合間の休憩時間に面白い本を読みました。
ナツメ社から出ている
図解雑学 タイムマシーンと時空の科学
という本です。
レポート提出のため、学術書ばかり読んでいたので、
図解雑学関係はゆったり読めて、癒されます。
こちらの本では、最新の「タイムマシーン研究」が載っていて、実に面白い。
最初のページでは、
ブラックホールを作る実験が、今スイスのとある機関で進んでいる
というところから始まります。
ブラックフォールって。。。作れるの?
え?作って大丈夫なの?ヤバイでしょ?
いろいろ気になって、この本の魅力から抜け出せなくなりました。
ブラックホールというものは
大きな星が燃え尽きる
↓
重力によって支えきれずに崩壊
↓
光さえも外に脱出できない小さな天体に
↓
ブラックホール誕生
強い重力源で何でもまわりの物体をのみこみ、大きく成長
という流れで発生するらしいです。
それじゃ、ブラックホールなんか作っちゃだめジャン!!!と思うのですが、
ホーキング博士は1974年、「ブラックホールは長い時間をかけていつかは蒸発する」
と発表。
何で大丈夫なのか、イマイチわかりませんが、とにかく大丈夫だから実験しているのだそうです。
うん。。専門家は問題ないっていっているけど、出来ちゃったら、本当に大丈夫なのか。。そちらは信頼できかねますが、文系の出る幕ではないでしょう。
最初にブラックホールの説明からはいりましたが、
タイムマシーンを作るには、ブラックホールに関する研究が必須です。
まったくの専門外なので、省略しますw気になるかたは本よんでくださいな。
ブラックホールの説明のあとは、ようやくタイムマシーン。
タイムトラベルをすることは理論上に可能か?
タイムマシーンを作るとすれば、どのような構図になるのかを解説してありました。
タイムマシーンといえば、
ドラえもんとかバックトゥーザフューチャーなどを思い浮かべますが、
タイムマシンを物理学として考えるとき、
未来へ行くことと、過去に行くことは、難しさが違うと述べられています。
私の知っているタイムマシーンは、
のびた君の引き出しにあるアレと
キテレツ君がつくった こうじき
ドクがつくったデロリアン
ハリーポッターに出てくるやつもありましたね。。。
この本を読んでいると、
一番可能性として作ることが出来そうなのは、
ドラえもんにでてくるやつか、
ドクがつくったデロリアンかな?
タイムマシーンを作るにあたって、
量子論・一般相対性理論などの解説もありましたが、
意外にも(?)科学哲学の教科書よりわかりやすく、
勉強になりました(笑)
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