作品名:キャッツ―ポッサムおじさんの猫とつき合う法 (ちくま文庫)
内容:詩人エリオットの、ねこばっかりの短編集。
気まぐれネコ、きれい好きなおばあさんネコ、政治大好きお金持ちなネコ
みんなに大切にされるおじいさんネコ、すばしっこい泥棒ネコなどなどが出てくる。
ミュージカル「CATS」の原作として有名。数ページ パグやポメラニアンも登場!
先日、横浜で ミュージカル「キャッツ」を見に行きました!
そこではじめて知ったのですが、
キャッツは TSエリオットが原作なんですね。
TSエリオットといえば、英文学を代表する詩人の一人で
ノーベル賞もとっているひとです。
小難しい作品しか読んだことなかったので、
キャッツの原作はどんなものかと思い
原作本を買って帰りました。
そうしたら、、
うんww
TSエリオットの好感度大幅にUP
まず、すごく読みやすいです。
そして、、読みやすいんですが、深い。
結構細かいものが忍ばせてあります。
キャッツのミュージカルの中で、
(これ、英語版みたら、結構韻踏んでいるんだろうなぁ)と
おもうところが多々あります。
、
本を読んでると、無性に英語版を読んでみたくなります。
厚みが無いので、英語の勉強にもなるし。。。
絶対。。。英語版を読んでみたほうが楽しそう。
なぜ、エリオットがネコの名前をそう名づけたか
英語を読めばすっきりしそうです。
コチラの本、あとがきもすごく面白かった。
ネコを人に当てはめると、わかりづらいかもしれませんといったことが書いてありましたが、
さすが、訳しただけあって、核心をついているなぁとおもったり。
ネコ好きにはもちろん、
マザーグースのような英国童話が好きな方にも
お勧めしたい。
英文科のかたには、
ぜひぜひ英訳と原書ペアで読んでほしい本でした~♪
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