タイトル:聖書入門 (岩波新書)
内容:紀元前から連綿と続くヘブライズムの源流からたどってきた歴史がわかりやすく説明されている本。
ヤハウェ中心の旧約から、視点がキリストに移り・・・
倫理学のレポートに参考になりそうな本を探し
小塩力『聖書入門』にたどり着きました。
この本は、面白かったです!レポートの参考にもなりました!
前半は旧約聖書の説明。
セム族の一つのわかれが、
ヘブライ的精神を歴史的に具体化し登場したところからはじまり、
古代東方の専制的な国家群にはさまれて苦難の連続を経験した弱小民族が、
絶対権力に対していかに生き延びて行ったか・・・
思想的・信仰的に純化昇華した
神にをあらゆる生活の主とすることで一体感をたもった、
つまり、「神の唯一性が民族の思想を統一しえた」と述べられていました。
旧約聖書は、ヤハウェを中心とするものでしたが、
新約聖書になると「仲保者」に重点が移っていきます。イエスキリストです。
新約聖書のクライマックスは
なんといっても「十字架にかけられ肉の死を迎えるイエス」のシーンだとおもいますが、
この場面の重要性について解説されていて、
このシーンが、キリスト教の教義の中心にくるものだとわかりやすく述べられていて
勉強になりました。
このあたりは、レポートの内容になるので、書くのは控えますが、
エレミアからキリストの磔刑あたりを勉強していくと
もうちょっとでクリスチャンになっちゃいそうで・・・
深入りはちょっとまずいですね(笑)
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