『ラストエンペラーと近代中国 (中国の歴史)』を読みました

2013年11月27日

太平天国の乱について、他の書物でも読みました。

ココでは、洪秀全の活動履歴だけでなく、
洪秀全の生まれ育った環境に視点を向けているページがあります。

洪秀全は客家なのだそうです。

客家とは、漢民族の1グループで、
中国古代の戦乱をさけて南へ移住したという伝承を持つ人です。
客家が広東へ入植したとき
すでに広東人が住んでいたため客家の多くは条件の悪いところに定着せざるを得ませんでした。

広東人からよそ者と差別され貧しい生活を余儀なくされていた客家は
コンプレックスの裏返しとして
「自分たちこそは黄河文明の発祥地から来た正統な漢民族の末裔である」と
 屈折したアイデンティティをもっていたらしい

洪秀全の親は息子に期待して金のかかる科挙試験にあたらせましたが、
客家のような移民では受験できないケースもあっったそうで、、
他の受験者とくらべると、おもうところがあったのでしょう

この本によると、
差別の中で 
下層移民のエネルギーをユートピアの建設へと向かわせることにより
疲弊した中国社会を再生しようと試みたのが
太平天国という形になって現れたと解説してありました。

 1つ前に読んだ本とは、視点が違っていて面白い本でした。

この本、いい本なんですけど、一点問題が・・・
怖い写真がのってて、ヒィィ・・・となりました。
義和団処刑の図の写真では、数人の首が転がっていました。

もう一つは、首がちょん切られた瞬間の写真もありました・・・
思わず付箋つけて隠しました

発展途上国で、薬物中毒者が路上で死んでいるところとか、
へその緒ついてる子どもの死体とか捨てられてるところはみたことありますが、
白黒写真といえど、死んだ人は、、こわいです。。。

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