文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

社会人になってから読んだ本の感想などをアップします。好きなジャンルは文学、歴史、美術、文化、ハイキングなど。ビジネス書もよみます

東洋史

『ラストエンペラーと近代中国 (中国の歴史)』を読みました

投稿日:

太平天国の乱について、他の書物でも読みました。

ココでは、洪秀全の活動履歴だけでなく、
洪秀全の生まれ育った環境に視点を向けているページがあります。

洪秀全は客家なのだそうです。

客家とは、漢民族の1グループで、
中国古代の戦乱をさけて南へ移住したという伝承を持つ人です。
客家が広東へ入植したとき
すでに広東人が住んでいたため客家の多くは条件の悪いところに定着せざるを得ませんでした。

広東人からよそ者と差別され貧しい生活を余儀なくされていた客家は
コンプレックスの裏返しとして
「自分たちこそは黄河文明の発祥地から来た正統な漢民族の末裔である」と
 屈折したアイデンティティをもっていたらしい

洪秀全の親は息子に期待して金のかかる科挙試験にあたらせましたが、
客家のような移民では受験できないケースもあっったそうで、、
他の受験者とくらべると、おもうところがあったのでしょう

この本によると、
差別の中で 
下層移民のエネルギーをユートピアの建設へと向かわせることにより
疲弊した中国社会を再生しようと試みたのが
太平天国という形になって現れたと解説してありました。

 1つ前に読んだ本とは、視点が違っていて面白い本でした。

この本、いい本なんですけど、一点問題が・・・
怖い写真がのってて、ヒィィ・・・となりました。
義和団処刑の図の写真では、数人の首が転がっていました。

もう一つは、首がちょん切られた瞬間の写真もありました・・・
思わず付箋つけて隠しました

発展途上国で、薬物中毒者が路上で死んでいるところとか、
へその緒ついてる子どもの死体とか捨てられてるところはみたことありますが、
白黒写真といえど、死んだ人は、、こわいです。。。

-東洋史

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

『結社の世界史2 結社が描く中国近現代』から太平天国の乱なるものを調べた

東洋史概説1がちっともすすまないので、2からやってます。 宗教結社に関するレポートなので、まずは太平天国に関する本を読みました。 結社の世界史②結社が描く中国近現代 (結社の世界史)という本です。 太 …

no image

日本史特殊レポート「伴天連追放令とその影響」1伴天連追放令前の封建領主とキリスト教布教

大学時代のレポートシリーズ。次は日本史特殊 伴天連追放令とその影響です。 日本史の知識は中卒レベルです。国内旅行先で、歴史上の偉人が建てたお城とか、偉い人の像とかほぼわかりません。中卒レベルの知識です …

no image

「孫子・呉起列伝」の富国強兵について

 中国史最古の歴史書である司馬遷の書いた『史記』は、古代中国の歴史を知る上で重要であるばかりでなく、当時の文化、思想、社会情勢を豊かに描き出している。  『史記』は主に君主を中心とした軍事史、政治史的 …

no image

日本史特殊2『日本キリスト教史』読みました。

正直日本史には魅力を感じないのですが、日本キリスト教史は面白い。 コチラの本では、ザビエルたちイエスズ会が布教し、広がっていく過程から日本の権力者サイドでのキリスト教への態度の変化や日本で布教されてき …

no image

史学概論のレポートその2E・H・カー『歴史とは何か (岩波新書)』とか『歴史学の革新―「アナール」学派との対話』を読んで書いたやつ

たしか、史学概論のレポートは2000文字以上書かないといけないとかあった気がします。たいてい大学のレポートは○枚以上とか○文字以上とか決まりがありますが・・・私はいつも文字数で苦しむので、無駄にフルネ …