田中先生は、日本美術史の流れを9つに分けて
それぞれの特徴を述べていました。
1、プリミティブ
土器、土偶、巨石文化
2、プレ・アルカイスム
巨大な前方後円墳と埴輪の文化
3、アルカイスム
法隆寺の書記仏教美術
4、クラシシスム
仏教美術の古典期 万葉集古事記日本書紀など文学 歴史書の開花
5、マニエリスム
源氏物語などの宮廷マニエリスム文化
6、バロック
鎌倉バロック美術の隆盛、平家物語などの武士文学
7、ロマンチシズム
中国風の絵画、桃山建築
8、ジャポニズム
元禄文化が先行した のちの江戸後期の町人文化
9、明治維新以降の「近代」
西洋の九州と日本の自覚
ほんの最初のほうに↑↑のように述べられていて、
バロックとか、クラシシズムにすごく違和感があったのですが、
内容を読んでいくと、この表現に納得。
いまちょうど「天平のミケランジェロ」と絶賛の
田中公麻呂の作品の魅力について書かれていている辺りを読んでいて、
写実的な彼の作品がいかにすごいか理解できました。
仏像のあたらしいみかたを教わった気分です。
コチラの本によると、
仏像は日本に渡り芸術になった~のような説明があります。
本土のほうだと、仏像は形式的なものばかりだそうで、
そうなる理由が書かれていました。
この本を読んでいると、奈良に行きたくなります~!!
でも、奈良とおい
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