文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

社会人になってから読んだ本の感想などをアップします。好きなジャンルは文学、歴史、美術、文化、ハイキングなど。ビジネス書もよみます

キリスト教史 ヨーロッパ史

『聖書の読み方』読みました

投稿日:

)

『ヘブライズム』な倫理学のレポート作成のあいまに
気になる本があったので、読みました

聖書の読み方 (岩波新書』という本です。

旧約聖書はともかく、
新約聖書は、ホテルの客室においてあったり、
クリスチャンの友達におしつけられたり(笑)
信者じゃなくても、読んでみたことある方はいるかとおもいます。

でも、聖書って、読みづらいので、がんばって通読しても
???と感じた方が少なくない

こちらの本によると、
通読して読解しようとする読者にはきわめて不親切」と述べられています。
マタイ
マルコ
ルカ
ヨハネ
4つの福音書の後に
使徒言行録をへて、~の手紙とよばれる箇所、ヨハネの黙示録

→これら文章の配列順は、
キリスト教会の礼拝の場での朗読と関係があって、
通読者向きのものではない
らしい。

それだけでなく、
旧約では、特に神を主語として詩が進むのに対し
新約は神、神の子イエスが主語で
そこのところもわかりにくくなっているそうな。

あと、同じことを違うページで言っていたりする理由も
この本にありました。

読み方だけでなく、
隙間だらけの聖書の内容にかんしても
いろいろ書かれていて
興味津々。
カインの妻の存在とか、
アブラハムとサラの年齢が???なところとか
、、、

著者は、授業中にでた質問に
一つ一つ解説していく という形式の内容ですが、
「イエスが生き返った」とか「モーセが海を割った」とか
信者は全部信じた上で聖書を読んでいるんですか?
みたいな、私も気になっている質問もあって、面白い本でした。

これをよんでおもったのが、

私がはじめて読んだ旧約聖書が
『ドレの旧約聖書』で本当によかった・・・・

ということです。

たぶん、共同訳とかだと、
挫折したんだろうなぁ・・・
ドレの旧約聖書は
ドレの挿絵付だし、
場面ごとにわかれていて
大まかに、旧約のストーリーを把握できました。

それによって、
メトロポリタン美術館で「ヨハネの首」と間違えた絵や
入浴中の美女の後ろのしげみにかくれるじいさん二人 という意味不明な絵の意味を
知ることができ
西洋の絵画を鑑賞する上でも、旧約聖書読んで、得るものが多かったです。

ランキング参加しています
応援お願いします。
↓↓
にほんブログ村 大学生日記ブログ 通信大学生へ
にほんブログ村

-キリスト教史, ヨーロッパ史

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

五野井隆史『日本キリスト教史』///日本史特殊2のテキスト読みました

タイトル:日本キリスト教史 内容:16世紀に日本へ伝来したキリスト教、フランシスコザビエルの布教から、戦国時代にキリスト教拡大した理由、伴天連追放令、徳川政権時代の弾圧、文明開化、世界大戦下のキリスト …

no image

塩野七生 『ルネサンスの女たち』感想

タイトル:ルネサンスの女たち (塩野七生ルネサンス著作集) 内容:ルネサンス時代を生きた女たちが、家族の政略に翻弄され、教皇、フランス、ドイツや他のイタリア諸都市との勢力均衡図の中でいかに波乱万丈の人 …

マルクスの賃労働と資本よんだ

  今日はマルクスにしようと思い 本棚からだしてきたマルクス  賃労働と資本 前読んだときは序言とばしていたので、 今回はちゃんとよみました。 序言はマルクスエンゲルスレーニン研究所のもので …

no image

倫理学レポート 課題タイトル「へブル人、キリスト者の倫理について」②《新約のキリスト》

倫理学レポートのその2を挙げてみたいと思います。 レポートの課題タイトルは「へブル人、キリスト者の倫理について」でした。 《新約のキリスト》 アレクサンダー大王による遠征以降、セレウコス朝、プトレマイ …

no image

佐藤賢一著『英仏百年戦争』感想

  タイトル:英仏百年戦争 (集英社新書) 直木賞作家佐藤賢一著。英仏百年戦争とは何か。そもそも本当に100年の戦争だったのか百年戦争の原因をノルマンコンクェストから掘り下げて解説してくれて …