今更ながら、『ソフィーの世界』を読んでみました。

中学校の頃、叔母にプレゼントされた『ソフィーの世界』を
今更ながら読んでみました。

あなたはだれ? という不思議な手紙を受け取るところから
ソフィの哲学的世界が始まるストーリー。

ソフィーの世界の作者は
北欧の人みたいで、

哲学は、神話への疑問から始まったという説明で、
多くの哲学書ではギリシア神話を例にとるところ
北欧神話を例に挙げているところが おお!?と気になりました。

以前、ハンザ都市のどこか・・・リガ?だかどこかで、
収穫祭に出くわしたことがあります。
広場で北欧神話の劇をやっていたのですが、
まさにソフィーの世界に書いてあったお話とおなじでした。

トールがトロールの王にハンマーを奪われてしまい
フレイアの姿に女装しうんぬんというストーリー。

ここで、ソフィーの話とはまた違った疑問が浮かび上がってきましたよ。

ギリシア神話の最高神はゼウスですが、
ゼウスってたしか、雷をつかさどる神ですよね。
そして、北欧神話の最高神トールも雷をつかさどる。

なんで雷なんだろう?と、???が浮かんできました。

もし私が神話を作るなら(笑) 太陽神を最高神に奉ります。

なぜ雷?そして、なぜ私は 太陽>雷という考えがふっと浮かんできたのだろう?

さぼっていたけど、小学校から学んでいる理科の授業の賜物でしょうか?
それとも、日本文化の根底にある天照大神にリンクされているのでしょうか

あと、。。。北欧神話の最高神って、オーディンだとおもっていたんだけど、
違うんだ。。?複数いるのかな?なんかどんどん自分の無知が気になってきますww
Wikiでは
トール。雷の神にして北欧神話最強の戦神。農民階級に信仰された神であり、
元来は
オーディンと同格以上の地位があった
って書いてありますね~。

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さすが哲学を問いかける本。奥深いです(*^。^*)

ソフィーの世界では、途中から
西洋哲学史の教科書ばりの説明が入ります。

タレスから始まる自然哲学。
アナクシメネスの説明で、彼は
万物の根源(アルケー)は空気(息)であるとした 
といった説明があります。
そのストーリーは有名ですが、
空気が最も薄くなると火となる。
空気が濃くなると水になる。
ここも聞いたことがありました。

しかし。。。
さらに空気が濃くなると土や石になるといった

ということは知りませんでした。
ふむふむ。。。

こんなかんじで、「智を愛する」哲学を楽しみながら
今ソクラテスのあたりまで
進んでいます(^-^)

プレゼントしてくれたこの本、

叔母はおそらく中学の私に読んでほしかったに違いありませんが、
中学時代の私の学力では読めるものではないですね・・・

中学の頃、漫画以外によんだ本なんか
ドラゴンクエストのすごろく小説以外にありませんでしたから・・・(笑)

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