文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

社会人になってから読んだ本の感想などをアップします。好きなジャンルは文学、歴史、美術、文化、ハイキングなど。ビジネス書もよみます

フランス文学

戸部松実 『エミール談論』に書いてあった「ルソーの捨て子事件」について

投稿日:

タイトル:『エミール』談論
内容:エミールの中にかかれた 自然の教育とは、 ルソーのいう人間、市民の定義とは、当時の里子についてなど、テーマごとに談論という形式で エミールを読み解いていくというスタイルの本


教育思想史のレポートのためにこちらの本を読みましたが、
気になるページがあったので脱線

気になるページとは「ルソーのいわゆる「捨て子事件」についてという章。
ルソーって、エミールという教育論を書いたくらいなのに、
自分の子供たちを5人も孤児院に送っているので、
エミール読んでいても いくら素晴らしいこと書いてあっても
なんだかなぁ・・・と引っかかっていました。

なのでこの項目は興味深い。
ルソーは1746-53年あたりに5人の子供を孤児院におくっているらしいですが、
1750年前後の孤児院の状況は、今日わたしたちがかんがえるものとはちがっていたそうです。

孤児院ができるまえは、自分では育てられない子たちは「遺棄」されていたため、
遺棄されていたかもしれない子たちを救うものとして、存在は積極的に評価されていたらしい。

世紀のなかごろから連れてこられる子供の数が急増して
1772年のデータでは、パリに生まれた1万8千ほにゃらら人いるらしいですが、
その中7千ほにゃらら人が孤児院に送られたそう。

推定データで計算すると41パーセントくらいが孤児院に入れられたことになるみたいです。

しかも、これらの7分の1は嫡出子だったそう

当時は孤児院送りが異常な行為ではないといわれても、
でもねぇ・・・って私は思うのですが、

当時は誰かがルソーのこの行為を非難した形跡はまったくないらしい

当時は子供たちを道端などに「遺棄した」ということと
「孤児院おくりにした」ということのあいだにはおおきな違いがあったそうです。

でも、なぜルソーが・・・エミールという教育書を書いたルソーが子供を捨てたのか。

これはフランクイユ婦人にあてた手紙にルソーが理由をかいています。
その抜粋がこの本のp162-164あたりに載っています。

内容が気になる方はこちらの本w読んでみてください。
やっぱり私はこの人好きになれないわ・・・

私は捨て子じゃないけど、生まれて4年育児放棄で祖母宅に預けられていたので
捨て子側をおもうと、時代云々というのをぬきで
ルソー嫌い

******

今日ははフォロワーさんたちと
三田キャンパスの中にあるカフェテラス(だっけ?)でご飯たべてきました♪
image
パスタ~~
 
いつもは山食か生協なので、新鮮===!!!

今度は三田駅前の豚骨醤油らーめん學虎はいってみたいwwww

ラーメン好きなブロガー学友さん、一緒に行きましょう!! 

-フランス文学

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