オーウェル『動物農場』読み終えましたが、この本、すごい!!!

衝撃受けました。
なんというか・・・、こんなん初めて読みました。

人間を追い出してから、動物たちが
動物たちだけの農場を経営し、

国のような物をつくりあげていくのですが、
さいしょ、人間のいない、理想の農場だったのが、

だんだんずれが生じてくる。

読みながら
これは何かに似ているな
なんだっけ?
これ、なんだっけ?

あ、北朝鮮か?
いや、中国、
いやいや、、シリアに似ている????

あ。。そうだ!
レーニン トロツキー スターリンだ。

ここがわかってから、震えがきました!!
もう、この物語の作りに 感動。オーウェル・・・すごいわ。

小学生でもわかりそうな簡単な文章なのに、
ここに描かれている世界は深い。
まんまソヴィエト批判なんです。
ソヴィエトの化けの皮をはいだ作品?!!

オーウェルといえば、イギリス文学系のテキストにも出てくる、
慶応通信でいうところ「3類」の本ですが、

西洋史勉強している人にもぜひ読んでほしい!
とくに、現代史やっているひと、
たぶん、これ読むと感動するとおもう。
泣ける話ではなくって、この作りこみに感動する。

これ読んだ後にヴェーバー『職業としての政治』を読んだのですが、
(あれ?これさっき読んだなぁ・・)ってところもありました。
社会学史のレポ、オーウェルを参考文献に追加して書きたい

話の詳細については、また後日。

動物農場って、ジブリDVDだしているんですよね・・・・
映像化した動物農場、みてみたい

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