文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

社会人になってから読んだ本の感想などをアップします。好きなジャンルは文学、歴史、美術、文化、ハイキングなど。ビジネス書もよみます

ヨーロッパ史

修正派の矛盾を暴く『アウシュヴィッツと(アウシュヴィッツの嘘) 』感想

投稿日:

タイトル:アウシュヴィッツと(アウシュヴィッツの嘘) (白水Uブックス)
内容:「大量殺戮は無かった」「死んだユダヤ人の数はずっと少ないものだった」などど広める、修正派の矛盾した歴史を否定し、アウシュビッツの実態にせまる一冊

最初は「セレウコス朝シリア下のユダヤ人について」の文献を探していましたが、
だんだん横道にそれていきまして・・・・

3冊目に読んだ本は、レポートと無関係な
アウシュヴィッツと(アウシュヴィッツの嘘) (白水Uブックス)』という本。
ドイツ人の医学博士が書いている本で、
一言で言うと
歴史を捏造する「修正派(ホロコースト否定派)」を否定するために書かれた本のようです。

日本でもマルコポーロ事件という、
修正派の意見をそのまま雑誌?にのっけて大事件になった過去があったそうですが

「ガス室は存在していなかった」
「数値でいうよりユダヤ人を虐殺していない」
「ナチス時代は女性一人で夜歩いても平気なくらい治安がよかった」

など、「ナチスのやったことを小さく見積もって歴史を捻じ曲げている修正派がはびこっている!」
ということを前の方で説明をし、

修正派が掲げる「うそ」を後半で
数学の「証明」のように 暴いている。そんな本です。

最後までよみましたが、
なんともまあドイツ人らしい本で、、、あまり興味をいだきませんでした。

アウシュビッツうんぬんより、民衆扇動罪に関する説明のほうが興味深かった。
日本では、「南京大虐殺はなかった」とか「日本がアジアを解放したうんぬん」とかを個人的な会話で言っても
つかまりはしませんが、
ドイツでは、ナチスを支持する感じの行動や、ホロコーストを否認をするとつかまるそうです。

以前、スイスのユースホステルで、ドイツ留学中の日本人と仲良くなりましたが、
学校で、日本人学生のように挙手をすることは「ナチスを髣髴とさせる」ことから、タブーらしいです。

以前、ユーラシア大陸を横断したとき、アウシュビッツを訪れたことがあります。
アウシュビッツでは、おびただしい量の毛髪、
殺害されてた人が使っていたのであろう膨大な量の義足
ココで殺された人の写真がずらり貼ってあって
一生忘れられない場所になりました。

アウシュビッツより、隣接していた「ビルケナウ」もすさまじいものでした。

アウシュビッツに行ったときの旅日記→http://yaplog.jp/naotaka8787/archive/383

-ヨーロッパ史

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

史学概論のレポートが戻ってきました。結果は・・・

先月、締め切り駆け込み提出した史学概論のレポートが戻ってきました。 参考文献2冊という、しょうもないレポートでしたが、どうにかC、、、まあ、いいや、再レポにならなかっただけでもありがたいと思うことにし …

no image

E・H・カー『歴史とは何か』を読む2

タイトル:歴史とは何か (岩波新書) 内容:史学概論といえばコレ!歴史学の入門書ともいうべき本。歴史学がたどってきた歴史と、歴史家が持つべき視点などが書かれています。 先週から読んでいる歴史学の入門書 …

no image

『イギリス史 (世界各国史)』にある封建制の説明

イギリス史の概要をつかむためにイギリス史 (世界各国史)を読みました。 このシリーズ、歴史関係ではおなじみの本ですね~!!イギリスのははじめてよみましたが、なんか、、文字が大きかった・・・・気のせい? …

no image

ミシュレ『フランス史1~6』も読みました。

先週末ほどミシュレにささげた週末はないでしょう・・・ミシュレ『フランス史1、2、3、4、5、6』読みました。 一冊がけっこうな厚さなので、速読(拾い読み?)モードでよみましたよ・・・。 ミシュレ『フラ …

古代オリエント考古学?のレポート②ヘレニズムとユダヤ セレウコス朝について

前回に続き、大学時代に書いた古代オリエントのレポートをあげたいとおもいます。 あまりおもいだせないけど、ヘレニズム時代のユダヤ人に関して書いたような気がします。 セレウコス朝シリアって言ったら、首都は …