『これだけは知っておきたい聖書の考古学』感想


現在「オリエント考古学」の勉強中です。

入っている慶友会「東京三田クラス」のあつまりは、土曜のPMなので、
AMは慶應三田キャンパスのメディアセンターに行くようにしています。

今回は、先週後半からはじめた「オリエント考古学」の参考文献さがしにでかけました。
そこで掘り出し物を発見。
テキストと同じ著者が出している

これだけは知っておきたい聖書の考古学―旧約
という本です。

聖書考古学の主たる目的は
聖書の物語が歴史的事実であることを証明することではない。
からはじまるこちらの本。

旧約聖書にある出来事と発掘された遺跡との照合作業で
いろんな事がわかってきた旨書かれています。

紀元前の出来事なので、

中身も、まさにレポートで書くべき内容が12ページにわたって説明してあり、
これはしたりという感じで、、レポートがほぼ完成しました。

この本は、テキストより10年くらい前に古いので、
テキストにある 某4つの説が3つだったりしますが、

BC13とBC15説の それぞれの根拠と問題点
都市「ラムセス」や「エリコ」での発掘からみる出エジプト論争について
詳細が書かれていました。。

これにて レポートはほぼ完成なのですが、
この本は、参考文献というよりテキストの補強という感じなので、
もう一冊くらい、別の人が書いた本を読んでアレンジを加えようと思います。

レポートとは関係ありませんが、
ソドムとゴモラの実在性に関する記載など、
興味深いことが書かれていて、レポート抜きでもいい本でした。


2013年4/22現在、amazonでは中古しかないみたいですね。。
しかも、定価700円の本が2800円・・・

三田キャンパス行く機会がありましたら
メディアセンターで借りるのをお勧めします。

こちらの本、新約聖書バージョンもあるんですね・・
気になる・・・
新約版は在庫切れ。中古も出回ってないレア品みたいです。

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