ツルゲーネフ『初恋』感想

 

タイトル:ツルゲーネフ 初恋 (岩波文庫)
内容:
主人公は16歳の少年
21歳?の隣人の女性に初めての恋心をいだきますが、
女性には想い人がいる様子。
実は彼女の恋人は・・・・意外な人物だった
というストーリー。

この時期ならではの思春期の葛藤のようなものが
細かく描かれていて、心理描写が多いなぁという印象をうけた作品。

ツルゲーネフの『初恋』を読みました。
ロシア文学は20代前半に結構読みふけりましたが、
初恋ははじめて。びっくりするほど読みやすかったのですが、
難点が。。。

岩波文庫でよみましたが、

話を読み進めていくうちに
どんどん相関図が明らかになっていくのですが、

読み途中にお茶を入れようと
本を閉じたら、、
表紙にネタバレされてあって・・・・
え、、、??って

ちょっと楽しみが下がりましたww

父の最期の行動がいまいちよくわからなかったので
ロシア文学の科目を勉強して追ってみたいですね。

ツルゲーネフは
19世紀の人間です。
ロシア文学黄金期のころの人ですよねたしか。

驚くほど読みやすかったのは
訳した方がすばらしいのか
それともツルゲーネフが読みやすい文体なのか。

ドストエフスキーやトルストイもあれですが、
この作品も終盤、なんか宗教的なんですよね。。

宗教的に閉めるのがロシア風?
それとも偶然?

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