文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

社会人になってから読んだ本の感想などをアップします。好きなジャンルは文学、歴史、美術、文化、ハイキングなど。ビジネス書もよみます

イスラーム 東洋史

『イランとイスラム―文化と伝統を知る』 感想

投稿日:

 

タイトル:イランとイスラム―文化と伝統を知る

内容:イランの歴史とは切り離せないゾロアスターとイスラームとの関係や
イランといえば、シーア派。シーア派の歴史などが書いてある本

イランとイスラムという本を読み始めました。

最初はゾロアスター教の話から始まっていて

興味深いです。

イスラーム圏の人々は、犬より猫派が圧倒的。

犬は穢れた動物ということで、飼うことはもちろん、触ることも避けられてきました。

しかし、コーランでは、犬は穢れた動物とは書いていない。

ではなぜ、犬→穢れた動物という概念がイスラーム圏で広がっていったのか。
この本によると、それはゾロアスター教が関係しているというのです。

ゾロアスター教では、犬は穢れを浄化させる(?)とされ、

大切にされてきました。

ペルシア世界で、ゾロアスターからイスラムに改宗する過程で、

いろいろな「ゾロアスター教いじめ」みたいなものがあったとされます。

たとえば、火を崇高なものとするゾロアスター教徒ではないとの証に
「火につばをかける」という行為などもそれです。

ゾロアスターとの差別化を明確にするため、犬が犠牲になっているんですね
・・・って・・・これ、ほんとうなのかな?

なぜ、本当なのかな?と疑問がうかんだ理由は、、

この本に書いてある十二イマームの説明のページを読んでからです。

12代イマームは3.4歳ころ死亡しました。と書いてあり

??????????

たしか、井筒先生の本では
先代が死んだと同時に12代は3.4歳で蒸発と書いてありました。
他の本でも行方不明。権力闘争に巻き込まれ誘拐され、ころされたのかも?
という推測もありましたが、

死亡。と断言して書いてある本はこの本が初めてです。

うーん。これ、十二イマーム派の人見たら怒りそうだなぁとおもいながら

今、途中まで読んでいます。

 

-イスラーム, 東洋史

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

『トルコ狂乱 アタテュルクの戦争』感想 その2

タイトル:トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争 著者:トゥルグット・オザクマン あらすじトルコ民族のための国を建国しようとたちあがったケマルアタテュルクはじめアンカラ政府軍がイギリスやギリ …

no image

曾国藩の日記が心に響く~『清朝と近代世界』

 清朝と近代世界――19世紀〈シリーズ 中国近現代史 1〉 (岩波新書) という本を読みました。レポートに関係ありませんが、いくつか新しい雑学が増えました(笑) テキストなどに、「イギリスは …

no image

『イスラームとコーラン』 (講談社学術文庫) 感想

 タイトル:イスラームとコーラン (講談社学術文庫) 容:イスラームについて、コーランについての説明が多角的、わかりやすく書かれている本です。 最近イスラーム関連の本ばかり読んでいるので、ア …

no image

千一夜物語1巻 感想

 タイトル:完訳 千一夜物語〈1〉 (岩波文庫) 翻訳:豊島 与志雄  佐藤 正彰  渡辺 一夫 岡部 正孝   超簡単なあらすじ:大臣の娘が王に 毎晩毎晩お話を聞かせることによって、殺され …

no image

史学概論のレポートその2E・H・カー『歴史とは何か (岩波新書)』とか『歴史学の革新―「アナール」学派との対話』を読んで書いたやつ

たしか、史学概論のレポートは2000文字以上書かないといけないとかあった気がします。たいてい大学のレポートは○枚以上とか○文字以上とか決まりがありますが・・・私はいつも文字数で苦しむので、無駄にフルネ …