スタンダールの「赤と黒」感想

私がフランス文学と聞いて、まず思い浮かべるのが
スタンダールの「赤と黒」です。

初めて読んだのは高校時代、
父の部屋にあったのを拝借して読んだのがはじまりでした。

ジュリアンソレルという頭のいい美少年が
とある館の夫人と不倫したり
パリで上流階級のレディに惚れられたり
自らの頭の良さと恋心を利用して

どんどん上の世界に上っていくが、
最後にどんでん返しがあって・・・・・というのが
おおまかなストーリー。

高校の頃は 昼ドラ程度に読んでいたのですが、
フランスを代表する文豪に申し訳ない。

この作品は何度も読んでいますが、
話のふちを彩る歴史背景が深くて、読み飽きないです。

当時のフランスの社会問題
ナポレオン

先日、ジェーンエアの感想で、
イギリス文学に出てくる女性が好き!と書きましたが、

私は、
フランス文学に出てくる男性も好き!
・ ・・というか、スタンダールが描く男性が好きです。
赤と黒の主人公ジュリアンソレルも、
パロムの僧院のファブリスデルドンゴも、、、

でも、フランス文学に出てくる女性が
あまり好きではないです。。。
モーパッサンの「女の一生」とか、
ゾラの「居酒屋」とか。

なんというか、、、
なよなよしいというか、
男にすてられめそめそしているイメージが強い(――;)


赤と黒に出てくるレナール夫人も嫌いでした。
マチルドは好きかな・・・

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