マーケティング本『ハーバードで教えるマーケティング戦略』読んでます。最後まで読んだ

レポート記録

市場情報の有効活用 ハーバードで教えるマーケティング戦略という本を読み終えました♪
1990年代前半に書かれた本になるので、現在のマーケティングとは結構違うところが
ある気がしましたが、その差も含めて面白い本でした。こちらの本はこんな感じの構成になっています

もくじ
第1章 顧客の声を企業が聴かない時
第2章 情報探求センター
第3章 誰のための市場調査か
第4章 市場調査のプロセス
第5章 調査利用のテクノロジー
第6章 知的情報―いかにして自分が知っていることを知るか
第7章 問いかけ
第8章 データ―市場からの手がかり
第9章 分析の展開と先入観の解明
第10章 知識と知恵
第11章 情報探求センターの実施
第12章 学習

ハーバードで教えるマーケティング戦略 市場情報の有効活用
ビンセント P.バラッバ/著 ジェラルド・ザルトマン/著 小林住彦/訳


前回も書きましたが、この本の原書は1991年に発売された本で
原書名はHearing the Voice of the Market。絶版なので現段階では入手難しいかもしれません。

この本で一番言いたいのは、多分
・マーケティングは会社においてかなり重要。マーケティング部だけに任せるという方法は×
・リサーチャーとマーケティング部のマネージャーはちゃんと連携とらなきゃだめ
・市場調査で得られた結果が満足いかないと、自分の意見を重視してアンケート結果のほうをポイするマネージャーがいる
・市場調査で何を調査するかも吟味しなければならない
・リサーチャーとマーケティングマネージャーはフラットじゃなければだめ

みたいなところだとおもいます

つまり、たとえば
・市場調査なしで新商品とか流通させようともくろむと、失敗した時のダメージが大きいよ
・アンケートの反響見てからどのくらい生産するかきめたほうがいいよ
・アンケートでは微妙だったけど、マネ部の部長「俺の経験だとこの商品は絶対売れるから。アンケートがおかしいんだよ」→結果大損
・とりあえず売れなかったら「商品PRがんばらなかったマーケティング部」がわるい

リサーチャーとマーケティング部の部長との関係についてこうあるべきだ的なことが重視してかいてありました。
私はリサーチャーというのがいまいちわからない
私はリサーチャーがなんなのか実はあまりわからないww
仕事で使ったりしてましたが、、知っているリサーチャ―は完全に外部委託の、それ専門の会社なのですよ。
なので、リサーチャーとの関係はこうあるべきというところがいまいちイメージできない

このあたりも時代なのかなぁと思います

アンケートサイトなどを使えば企業は短時間で膨大な量の情報を得ることができます。
そこにはリサーチャーとの信頼関係より、アンケートの内容だとか誘導の仕方が重要かなあとおもうのです
時代なのかな?それともアメリカと日本の違い?
時代を感じる本でした。でも商品開発から商品化までの市場調査の重要性
情報を収集する重要性じゃなく、整理する重要性などためになりました。

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