市場情報の有効活用ハーバードで教えるマーケティング戦略という本を読んでいます。
もくじ
第1章 顧客の声を企業が聴かない時
第2章 情報探求センター
第3章 誰のための市場調査か
第4章 市場調査のプロセス
第5章 調査利用のテクノロジー
第6章 知的情報―いかにして自分が知っていることを知るか
第7章 問いかけ
第8章 データ―市場からの手がかり
第9章 分析の展開と先入観の解明
第10章 知識と知恵
第11章 情報探求センターの実施
第12章 学習
ハーバードで教えるマーケティング戦略 市場情報の有効活用
ビンセント P.バラッバ/著 ジェラルド・ザルトマン/著 小林住彦/訳
前回も書きましたが、この本の原書は1991年に発売された本で
原書名はHearing the Voice of the Market。絶版なので現段階では入手難しいかもしれません。
27年くらい前のマーケティングの本になるので、いろいろなところでジェネレーションギャップがあり
それも含めていろいろ考えさせられます。
win95が発売される前の時代の本です。子供だったので時代間違っていたらごめんなさいってかんじですが、91年って、もしかしてパソコンの画面が黒色?で、文字が緑っぽいやつですか?ネットとかあまり広まってない時代ですか?ってかネットってあった?
よくわかりませんが、今の時代のようなパソコンの使い方はしていなかったと思います。
なので、違和感がおおい話もおおいのです。でもためになるはなし。考えさせられあることもたくさん書いてあっていい本です。
前半は市場調査の重要性を細かく書いています。
ですが、いくらすばらしい市場調査の結果データをゲットしても、使い手がアレだと残念になる的なことも述べています
マネージャーが調査結果を観のある者として完全に使いきれないのは、
リサーチャーとマネージャーが異なった文化や知識を持っているからである。
リサーチャーとマネージャーは異なった教育を受け、
異なった報酬、昇給、賞罰のシステムをもち、ことなった経験を持ち、
異なった専門用語を使うために、共同で仕事を進めるにあたって多くの障害がある。
この考えは真実でもあるがその反対も真実である。
意思決定をくだすにあたって、お互いがことなっているということが情報の価値をますことがある
と著者は述べています。
そして、情報利用者と情報提供者はこういうことをすべきだという提案をのせてました。
この辺りは今でも通じるんじゃないかなぁとかんじます。
ほとんど文章のこちらの本ですが、
たまーーーーにエクセルで作ったようなグラフっぽいものなどがでてます。
私は、195ページにのっていた
ゼロックス・コピー機市場調査のフローチャートがなかなか興味深いと思いました。
なんというか、これは多分ネット社会が進んだ今の時代では、もっとショートカットできているんだろうなぁとおもいます。
27年前の社会人て、マスオさんとかアナゴさんとかの時代?
マスオさんとか、毎日謎の書類書いてるよね・・・・
あれってなんでしょうか・・・・
いままで気にならなかったことがきになってきました(笑)
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