講談社現代新書の「トヨタの強さの秘密」読む②トヨタが主査に求める条件とは?

2017年9月17日

ひきつづき、トヨタの強さの秘密 日本人の知らない日本最大のグローバル企業 (講談社現代新書)を読んでます。
社会人的には読みやすくて、わかりやすい本だと思います。
車に全く詳しくない私でも抵抗なく読める本です。

簡単にまとめると、この本は
・トヨタの「TPS」ばかりちゅうもくされているけど、実は「TPD」が重要
・シリコンバレーのIT、ベンチャー企業などは積極的に研究・取り入れているよ
・それに対して日本企業はTPD取り入れてないとこばかりだよ。とりいれたほうがいいよ
・TPDってこういうものだよー
的なことがかいてあります。


トヨタの強さはTPDとTPSの組み合わせにあり

トヨタは国内生産割合は40パーセント程度だそう
従業員の割合は
TPD→全体の5-6%
TPS→90%以上だそう
投資額を見ていくと
TPDの投資・・・研究開発投資は年間約1兆円
TPSへの投資・・・(おもに設備投資)は約1兆1000億円
だそう

TPSの「売れるものを売れるときに売れる数だけ売れる順番に作る」
という生産方式の「売れるもの」に相当するのがTPDの「設計情報」で

TPDで価値と利益を含んだ設計情報をつくり、完成した設計情報をTPSに基づいて
最少の費用と運転資金で実際の製品を変換する
というトヨタのしくみ、経営システムがひょうかされてます

TPDとTPSの相乗効果でつくらるトヨタ車は、どうしてアメリカ市場で人気なのか
そこのところも詳しくかいてありました。
日本車は安全性と初期故障の少なさ耐久性などがひょうかされていますが、
それだけじゃなく、アメリカ社会が日本と比べて製品選びにフェアなこととか、
アメリカ人の多くが日本より車の性能に詳しい理由とか説明されていて
なるほどと納得することが多かったです。


TPDの肝 主査制度について

主査制度についてもわかりやすく、詳しく書かれていました
原則的に、1つの製品を1人の主査が担当するそうで
クラウン主査
エスティマ主査
とかそういう感じにわかれているそうで
主査と主査スタッフである主担当、担当員という数名のメンバーで活動している
1車種あたり5-7人程度のチームで行動云々とかかれています。
主査の人事等級は部長クラスとかそういう詳しいところまで書かれているので面白い
それだけでなく、主査を担う人材についても追及していて興味深かったです。選抜とかリクルーティングとか
就職活動前の大学生が読んでもためになる本だと思います
あと、人事部のひととかこれ参考になるとおもいます

主査やその周りの設計者たちに求められる要件は

目的的に仕事ができる人材であり
優れた知識獲得能力・地頭力・洞察力を持つ。
具体的には、複数分野の専門知識に精通し、
目的到達に必要となる知の領域を短期間に拡張できる能力を持つと同時に、
各分野の専門家集団を動かすための論理的思考能力とコミュニケーション能力を併せ持つ。
広くて深い基礎知識と真の基礎の知識をもつ

だそうです

主査の要件として10条までこの本にでてました。上司に求めたい要件ってこういうのですね~

というかんじのやつでした

 

ほかにもTQMとかトヨタになるにはとか書かれていて面白い本です

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