タイトル:日本キリスト教史
内容:16世紀に日本へ伝来したキリスト教、フランシスコザビエルの布教から、戦国時代にキリスト教拡大した理由、
伴天連追放令、徳川政権時代の弾圧、文明開化、世界大戦下のキリスト教徒の動きなどが書かれた本
先週は試験勉強で 五野井隆史『日本キリスト教史』を読みました。
試験出るとしたら家康までだろう山をはり、
ザビエル~1614年まで読みました。
日本史は中学レベルの学力なので、
昔の地名や封建領主の名前が書かれていても誰?どこ?というかんじでしたが、
宣教師たちが試行錯誤して信者を増やしていく様子など、
興味深いことがたくさんかいてありました~
ザビエルによる鹿児島上陸から70年あまりで日本のほぼ全域に足を踏み入れた宣教師たち。
戦国時代の政治状況混乱した社会で 既存の宗教(仏教)の不振?がキリスト教拡大の第一の理由になったみたいです
当時の人たちは 現世利益を強く要求しつつ、来世の幸福も願っていたため
当時の宣教師たちはそこんところを意識して説いていたみたいです。
病院経営、救貧活動などで信者を増やしていった九州での布教は
多くが農民や貧民で、
かれらは日本の神仏との相違を認識せずに改宗していたようで、
天竺渡来の仏教の一派くらいにおもっていたとのこと。
それにたいし
都市部での布教活動では、有識者も集まってくるようになった。
多くは仏僧、医者で
彼らは伝道士、教界の中心として活躍していったそう。
かれらは宗論をこころみて、あるいは日本の宗教に失望して
「より高い宗教性と論理性をキリスト教に見出してのちキリシタンとなった」と本に書いてありました。
この文をよむと、なんとなく。。。作者はクリスチャンね・・・とかんじます
私の家は仏教(天台宗~わたしは真言宗寄りです)なので、こうかかれると うーん・・・となる
有識者への布教方法は、段階的で
世界はまるい、天体の運行、日食月食 雷 雨雪などのしくみについて説明
↓ ↓
宇宙の想像主は神仏
↓↓
日本人の霊魂の救いが以下に間違っているかを説明
↓↓
キリスト教の教理をとく
というながれをとったらしい
天体の運行って、この本に書いてありましたが、
イエズス会が日本人に説いたのは、
やっぱり、天動説だったのかな・・・
コレを呼んでいて、日本の封建領主ってどんなかんじだったのか、
領主が誘致に超積極的だったポルトガル商船ってどのくらいの規模のものだったのか
伝道とは関係ないところばかり気になりましたー。
わたしの大好きな小説『ジェーンエア』にでてくるセント・ジョンという登場人物を思い出しました。
たしか、ジョンは伝道のためアジアに旅立つんです・・・
彼は、小説の見えないとこで、こういう目にあっているのかしら?とおもうと、
ジェーンはジョンについていかないでよかったね というかんじです(笑)
ザビエルの布教からはじまった日本キリスト教史、
江戸時代まで、日本で広まっていたキリスト教はカトリックでした、
が、今の日本では、カトリックは少数派に転じてますよね・・・
何でカトリックがへりプロテスタント 正教が増えたか
そこのところも書いてあって、試験後もおおいに参考になった本でした♪
次回のレポート締め切りは5/26
教育思想史
社会学史
教育学
西洋哲学史2
のレポートが出せたらいいなぁ
とおもいますが、どうなることやら!
去年の9/14あたりからやる気ナイモードだったので、
諸悪の根源である・・・・
去年の9/14に発売されたモンスターハンター4を封印してがんばります(笑)
7月の試験は、こういう感じで受けたい
A教育思想史
B社会学史1
C教育学
D人文地理学
E東洋史概説2
F西洋哲学史2
昨日の人文地理学の試験、さっぱりわからなくって
「でなおしてきます」って書いて答案だした・・・・
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