『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』を読みました

人文地理学は結局2013年のレポート課題で書きました。
2012年のも2013年のも同じようなものだったので。

何冊か読んだのですが、一番ためになったのは
小澤徳太郎さんの『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 (朝日選書792) 』という本です。

福祉や環境問題に力を入れている北欧と日本の考えはこんなにちがうよーと詳しく説明されている本ですが、

持続可能な社会(開発)についてわかりやすく、数値もあげて載っています。

持続可能な社会とはという説明から、

それほど遠くない将来に
私たちが日常の経済活動から生じる環境負荷の蓄積に耐えることができるか
人類の存続にかかわる重要な問題を考えていったときに、
どの国も、環境大国の北欧三国でさえも。
「持続不可能な社会」という事実に行き当たった・・・・

今現在、持続可能な社会を実行できている国は皆無だという事実

20世紀は大量消費、大量破棄で経済活動を拡大していきましたが、
21世紀は経済活動の増大をかかげつつ、資源エネルギーの制限や、廃棄物の見直しをしていかなければいけません。

エコプロダクツとか、エコ系のキャッチフレーズで、よく
できることからはじめよう」というのがありますが。
小澤さんいわく、これではダメなのだそうだ。。。
私たちがおもっている以上に環境破壊は進んでいて
「できることからはじめよう」ではなく、今の現状を認識しなければならない時代に来ている
とのこと。

なかなか勉強になる本で、スウェーデンにいってみたくなりました

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