文学部出身OL Akiの「社会人になってから読んだ本の記録」

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ヨーロッパ史 西洋哲学

歴史哲学のレポートあげてみる①。ヘーゲルとかプレハーノフが題材のやつ

投稿日:2017年9月18日 更新日:

歴史哲学のレポートを見つけたので上げてみたいと思います。
なんの題材かわすれたけど、ヘーゲルとプレハーノフのことがかかれてました。
とりあえずヘーゲルのほうからあっぷしたいとおもいます

ヘーゲルは歴史哲学講義という本を参考に書いたっポイです

歴史哲学講義 (上) (岩波文庫)

歴史哲学講義〈下〉 (岩波文庫)

 

以下、歴史哲学レポートの本文です


《序》
歴史的な事件は必然的に起こるのか、それとも偶然起こるのか。いまだ解けないこの問題について、多くの議論がなされたが、19世紀の歴史哲学では、まずシェリンクが論文において自由と必然が両立する予定調和論をとったが、その考えに詳しく踏み込んだのがヘーゲルであった。


《ヘーゲルの歴史哲学》

ヘーゲルは、「理性」が世界の実体とかんがえ、あらゆるものを動かす力とみた。理性が世界を支配し、世界史も理性的に起こったとかんがえる。歴史の理性は歴史的事実の中に存在すると考えていた。
ヘーゲルは、「世界の歴史とは自由の意識の前進であり、我々はその過程の必然性を意識しなければならない 」とのべている。世界の究極目的は精神が自分の自由を意識することであり、精神のすべては自由を唯一の支えとして、歴史上の事件すべては自由のための手段であり、めいめい個人が自分の目的を追求することによって作られると考えた。
それらを成し遂げる個人を英雄とよび、「歴史は英雄がつくる」と考えたが、主観的には、英雄が自己的な欲望や利害にしたがって動くことで歴史が動く。しかし、その行為によって英雄が意識しなかった目的を遂げるところに歴史的行為があるのだと考えた。英雄はあくまで世界精神の傀儡であり、理性によりあやつられている意味で「理性の狡智」と呼んだが、それは、歴史は個において自由、類において必然という予定調和論に踏み込んだ内容であり、神学に依っている。
人間は本来理性的であるので、歴史的行為は、個人が従来の国や伝統的精神を引き継ぎ、根底から打破し、新しい精神を生み出すという三段階をふんだ、利己的動機動く指導者的人物から歴史が作られると考えた。

「世界精神」を自己実現していく過程を真の歴史であると考えていたため、普遍的な世界精神が、ナポレオンのような個別者にいかにあらわれるかを読み取るのが歴史哲学であると主張した。
精神を自由と考え、古代では少数しか自由を享受していなかったが、次第に全国民が自由を与えられるようになる過程を世界史の進歩と考えている。東洋と西洋を比べ、東洋の政治体制を前段階の歴史とのべている。

「国家こそが、絶対の究極の目的たる自由を実現した自主独立の存在であり、人間のもつすべての価値と精神の現実性は国家を通してからしか与えられない。 」と考えたヘーゲルにとっては、国家が自由の実現体であった。
国家の法律のうちに表現された公共の精神と主観的精神の統一により国家が自由を実現すると考えた。国家による統制下におかれることは、人間は生まれつき自由であるという、原始的自由に反するが、そのような自然状態はヘーゲルによると「不法と暴力と手におえない自然衝動と非人間的な行為と感情の状態」であるとし、2種類の自由を「客観的自由」「主観的自由」に分けている。国家は個人の意思や活動の中で生かさなければならないため、行政、政府や指導者が必要になる。国家の生命力は個人のもとでは共同精神と呼ばれ、国家の法や機構は国民にとっての正義であり、精神的な統一感は民族の精神となる。ヘーゲルは上記考えを述べたうえで、ゲルマン近代社会を究極目的たる自由実現した国家と主張した 。


《参考文献》
プレハーノフ『歴史における個人の役割』木原正雄訳 岩波書店 昭和33年
ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』長谷川宏訳 岩波文庫 1994年
ヘーゲル『歴史哲学講義(下)』長谷川宏訳 ワイド版岩波文庫 2003年

次はプレハーノフあげたいとおもいます

 

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