総合旅行業務取扱管理者体験談と試験難易度

資格・TOEIC
大学在学中、インターンで大手旅行旅行会社に行きました。そこで取得したのが総合旅行業務取扱管理者です。
他にも旅行関係の資格とったけど、一番めんどくて勉強時間も数ヶ月に及びました。旅行会社に正社員で新卒入社狙うなら持っていると有利です。難易度や勉強時間、試験勉強のコツなど詳細をまとめました。

総合旅行業務取扱管理者概要

試験難易度 ★★〜★★★
試験日 年1回(秋)
受験料金 6,500円(2018年)
取得できる資格 総合旅行業務取扱管理者(国家資格)

総合旅行業務取扱管理者は旅行業界で働く人ならぜひとっておきたい資格です。こちらの資格がなくても旅行会社に就職はできますが、
旅行業者は営業所ごとに国内、あるいは総合旅行業務取扱管理者の試験に受かった有資格者を1人以上(10人以上いる会社は2人以上)選任して一定の管理、監督業務を行わせることが義務付けられています。

総合旅行業務取扱管理者試験は国家資格です。

旅行会社によっては総合旅行業務取扱管理者資格が昇格するための必須条件にしているところもあります。
大学在学中に取得すれば、旅行会社への就職にも有利です。
ちなみに、私は総合旅行業務取扱管理者をとったことによって資格手当が毎月2万円出てました。
今は旅行会社にいないので全く役に立ってませんが、旅行業界に身を置くならとって置くことをお勧めします。

総合旅行業務取扱管理者はどんな人が受けているの?合格率は?

総合旅行業務取扱管理者の受験者の半分くらいは業界の人や旅行関係の学校に行ってる生徒になります。男女比の合格率は
男性45.8%、女性が54.2%で女性の方が得意な試験みたいです。業界人でも合格率は3割、それ以外だと2割で若干難しい資格試験になります。
そのため数ヶ月勉強をして挑むのが一般的です。

総合旅行業務取扱管理者の職業別合格率
職業 受験者率 合格率
旅行業 36.1% 32.3%
旅行業者代理業 1.3% 25.5%
旅行関連業 4.4% 21.5%
旅行業以外会社員 16.5% 26.7%
自営業 1.9% 25.6%
大学生 19.2% 21.9%
専門学生 10.9% 27.0%
その他(主婦など) 9.8% 22.3%

試験内容は

旅行業法及びこれに基づく命令
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
国内旅行実務
運送機関及び宿泊施設の利用料金その他の旅行業務に関連する料金
旅行業務の取扱いに関する実務処理

です。簡単に言うと、旅行を予約した時に読む規約の中から試験問題が出ます。
旅行に関係した法律の問題が出ます。
地理的、歴史的な問題が出ます。
キャンセル料や距離料金換算など簡単な算数問題が出ます。
英語の問題も出てきます。

私が旅行管理者試験を一発合格した時の勉強スケジュール

総合旅行業務取扱管理者を受験する人は

  1. 市販のテキストを買って独学で勉強する
  2. 通信教育を使って勉強する
  3. 専門学校に通って勉強する

と言う選択肢があります。最初市販のテキスト読んでみて、
旅行規約のところで??は??日本語???え??どう言う意味???って感じで、そうそうに挫折。
講義DVDが付いている通信教育で取得しました。専門学校に行きたかったけど時間的に無理でした。

所属していた大学の専攻コースは留年する人がたくさん出る厳しいところだったので授業はサボらず参加しました。毎日二時間の予習もしました。
旅行会社の仕事も週5で7時間。茨城から東京に通ったので毎日往復6時間近くが通勤通学時間でほぼ寝る時間ない感じでの資格取得試験勉強でした。寝れなすぎて帰宅途中何回か道路で倒れて寝ました、寝れなすぎて道路に亀の幻覚を見ました(なぜかふめい)

そんな私が総合旅行業務取扱管理者資格を受験する際重視したのは勉強時間の少なさ>>>>>お金です。

一円でも安く総合旅行業務取扱管理者を取得することより、一時間でも勉強時間が少なくてすむ合理的な方法を模索しました。
給料もらってるしお金は多少出してもいい。寝る時間が欲しい。資格の勉強に2年も3年も費やしたくない!!この思いは譲れませんでいた。大学在学中にゲットしたかったので・・・
インターンの同期たちは、全滅、私以外は受かりませんでした。年に1回しか試験がないので、もう1年試験を受けるモチベーションを思うと、受かってよかった・・・大学生活無駄にせずに済んだ。多少お金払って通信教育を使う選択肢は正解でした。
ただ、市販のテキストでも受かった、専門学校行って本当によかったと言う人もいるので、どの勉強方法がいちばんなのか一概には言えません。
1年に1回しかない資格試験を受験するときには、いろんな資格専門学校体験入学やオンラインスクール資料請求などして自分にあった勉強スタイルを探してみるのが近道です。

私が旅行管理者受けた時の勉強期間、受験回数、利用教材代金はこんな感じでした。

試験受けた回数 1回(1発合格)
勉強場所 電車の中8割、あとは職場・大学
資格取得に使った教材費(受験料除く) 約5万円
勉強期間 3ヶ月(1日約二時間)

旅行管理者の勉強期間は、半年前後が一番多いみたいです。基本、簡単な計算問題と暗記なので、暗記でゴリ押しすれば受かります。

総合旅行業務取扱管理者合格率が高い通信教育は?

通信教育の相場は3−7万円
国内旅行業務取扱管理者試験だけ受験したい人、総合旅行業務取扱管理者試験科目免除で受験したい人向けの講座も出ています。
合格者をたくさん出している人気の通信講座を調べてみました

2018年合格率80%超え!フォーサイトの通信講座

旅行業務取扱管理者通信講座で合格率が高くて有名なのが通信教育大手「フォーサイト」です。
以前からフォーサイトの旅行管理者講座は人気でしたが、2018年の合格率みても数値で出ています。

フォーサイト2018年旅行業務取扱管理者合格率80.3%

驚異の合格率になってますね。2018年度は全国平均の2.41倍!
参考までに、全国平均合格率 33.35%です
フォーサイトの合格率は総合・国内旅行業務取扱管理者試験合わせた平均実績ですが、合格率の高さはピカイチ
フォーサイトで旅行管理者の通信講座は3種類。

フォーサイトの旅行管理者資格対策コース3種

お申込講座 総合旅行業務
取扱管理者試験
コース

教育訓練給付制度
対象講座
国内旅行業務
取扱管理者試験
コース
総合旅行業務
取扱管理者試験
コース[科目免除]
講座の違い 海外と国内の
両方を取り扱える
総合を取得したい方
国内旅行のみを
取得したい方
すでに国内旅行の
資格を取得済みで、
総合も取得したい方
01 旅行業法
02 約款1・2
03 国内旅行実務:
運賃・料金
04 国内旅行実務:
国内観光地理
05 海外旅行実務:
国際航空運賃
06 海外旅行実務:
旅行実務
07 海外旅行実務:
出入国関係法令、手続・実務
08 海外旅行実務:
海外観光地理
09 海外旅行実務:
語学
無料メール質問 10回
無料メール質問 15回
語学 解き方講座(道場破り®内)
受講料[税込]

39,800円

24,800円

24,800円

社会人にオススメしたいのは総合旅行業務取扱管理者試験コースです。教育訓練給付制度対象講座です

8ヶ月で合格を目指す!ユーキャン通信講座

ユーキャン総合旅行業務取扱管理者試験通信講座は8ヶ月で合格を目指すカリキュラム。ユーキャンの旅行業務取扱管理者講座は、受講生の85%が初学者なので、イチからじっくり学んでいきたいと言う人にも丁寧です。
ユーキャンの旅行管理者向けの通信講座は3コース。

総合コース 59,000円 (分割 3,980円×15回 総計:59,700円)
国内コース 51,000円 (分割 3,980円×13回 総計:51,740円)
総合・科目免除コース 47,000円 (分割 3,980円×12回 総計:47,760円)

ユーキャンの旅行管理者合格率がサイト内で見当たらなかったです。どなたか知っている人いたら教えてくれたら嬉しいです♩
ユーキャンはTVCMでもおなじみ大手の通信講座をたくさん扱っています。初心者目線でテキストが作られているのが特徴。
フォーサイトより価格は高いですが、旅行業界の専門用語全く知らない、地理の知識や英語も自身ゼロという人はユーキャンと相性が良さそうです。

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