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沢木耕太郎さんが書いた小説「深夜特急」が
大沢たかおさん主演で放送されたのが
15年くらいまえでしたでしょうか?
当時高校生だった私は、食い入るように
その放送を見ていたのを覚えています。
そして、見終わったあとは
すぐに「地球の歩き方」を購入しました。
高校生だったので、もちろん海外に行くことはできません。
でも、寝る前に地球の歩き方を読みながら
まだ見ぬ海の向こうの世界を
いつも夢見ていました。
高校を卒業して、すぐに就職し、
まとまったお金ができたとき、
初めて海外に行ったときの感動といったら、
いまでも忘れることができません。
今まで見てきた世界の小ささと、
私の考えの小ささと、
無知を悟りました。
そして、
外の世界についてもっと知りたいとおもい
仕事を続けながら、大学に入ったのが20歳の頃です。
大学時代は勉学に励みながら
大きな休みのたびに海の外へ見聞を広めに旅しました。
そのときもっていったのは
やっぱり、「地球の歩き方」です。
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地球の歩き方ににているガイドブックは沢山ありますが、
なぜ、この本を選び続けているのか。
私は「ただ、みやすいから」という理由なのですが
地球の歩き方の歩き方 という本を読んでから、
見方が変わりました。
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地球~の原点は
個人旅行の若者が安心して知らない街を歩けるように
ランドマークを沢山地図に組み込んでいる点と、
地図はかならずしも北を上に~ではなく、
あくまで駅を起点にしているところ。
なるほどなぁと感心してしまいました。
ブックオフで、高校の頃購入した
95年 地球の歩き方 ヨーロッパとくらべると
いまの地球の歩き方は。。。なんというか、、、
ちょっと物足りないようなきがするのですが、
その理由は
貧乏旅行のバックパッカー向けではなく、
個人旅行者向けという広いくくりでリニューアルされたからだということも
この本を読んで理解できました。
まあ。確かに飛行機の中で
地球の歩き方を読んでいるのは一人旅の
若者だけじゃありませんからね・・・・
貧乏旅行をすることは、大学を2つでたようなものだ という有名な言葉もあります。
若い人には
本よりも、大学進学よりも、
一人旅することを勧めたいです。
観光旅行ではなく、旅です。
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