テスト勉強を兼ねて『中学 高校教師になるための教育心理学』読みました。

教育心理学の前回のテストがぽしゃったので、
また、振り出しに戻り勉強を始めました。

心理学の類は、すごく苦手ですね。

教科書だけでは、なにいっているんだかさっぱりなので、
入門書みたいなものを探しています。

さっそく探し、読んでみたのがこちら。

中学・高校教師になるための教育心理学 第3版 (有斐閣選書)
教師になるつもりはありませんが。。。
なかなかよさそうな本だったので。

最初のころのページがなかなか面白かった・・・・

ベネッセが2010年に
学校に満足しているか というアンケートを小中高にとったところ

小学生80.5
中学生69.5
高校生69.5パーセントの子どもたちが 満足している 
とこたえたのだそうで。

友達との関係に満足しているかというアンケートに関しては
小 84.6
中81.0
高82.4 パーセントが満足している
そうで。
ネット社会といわれていますが、なんか意外な気がしました。

世界での統計もあります。18-24歳に、
学校は友達との友情を育む場所」かどうかのアンケートをとったそうです。年齢的に、大学生にとったみたいですね。

日本65.7
アメリカ39.2
韓国31.2
フランス16.3
イギリス40.2
日本がやけに高い数値が出ています。
それもそのはず、学業よりも、いろんな友達といろんなことを楽しむのが大学 と考えている学生が多いですものね・・・

友達関係はおおむね高いですが、
それに対し、学業成績の満足度に対しては、
結構低かった・・・・

こちらの本では、このように
教科書のような専門用語の羅列ではなく、
アンケートがおりまぜてあって、なかなか面白かったです。

通塾率とか、ゲーム保有率とか。

こういうの、気になりますけれど、
私は、コレを都道府県別で詳しく見てみたい。
東京に引っ越してきて、私の生まれた場所との違いの大きさを痛感しました。
東京では、塾は優秀な生徒が難関の学校に進学するために通っているケースが多いですが、
私の住んでいた茨城の田舎では、 塾は落ちこぼれの生徒が行く場所でした。

ピアジェの発達段階説の説明もわかりやすかったです。

前操作期といえば、三ツ山課題でおなじみですが、
アニミズム(ものにも感情や命があると考える)のことはこの本ではじめて知りました。
そういえば、甥がチョロQに痛い痛いしていたのをおもいだしました・・・

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