黒猫・モルグ街の殺人事件 他5編 (岩波文庫 )感想

  
黒猫・モルグ街の殺人事件 他5編 (岩波文庫 赤 306-1)
読みました。文庫に7編の短編が入っています。

エドガー アラン ポーといえば、
作品より彼の生きた人生のほうが気になりますが・・・・

初めて彼の作品を読んでみました。
正直言うと。猫というタイトルにつられて買いました。
猫大好きなので。

しかし、猫好きには絶対お勧めしない。
猫の虐待シーンが多々ありますし、
「推理小説の父」と呼ばれるポーの作品だけあって、
殺しのシーンもあります。猫好きには気持ち悪くて仕方ないストーリーです。

頭おかしくなるような心理表現が結構耐えがたいけど、
後世に残る小説と言うのは精神を喰らわせて書いたような、
彼の魂(狂気?)を感じる作品でした。

すきか、きらいかといわれれば
大がつくくらい嫌いな本でした。。。。
推理小説が嫌いだから という理由からかもしれませんが、
読んだ後に気分が重くなります。

大学生や中高年ならともかく
多感なお年頃の中学生とか高校生などには
読ませたくない本です。
文学研究の対象としては、奥深そうですが・・・。

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