イギリス文学探訪  感想

 タイトル:イギリス文学探訪 (NHKライブラリー)
内容:詩人・小説家のゆかりの地めぐりから
当時と今のロンドンのご紹介まで
文学的視点からイギリスという国をみた一冊

近所の図書館が10日くらい、たな卸し?で閉まってしまうので、
英文学関係の本を沢山かりてきました。

まずは一冊目イギリス文学探訪。
これ面白いわーー!!
イギリス文学案内みたいなものかとおもいきや、
ロンドン今昔から
文豪ゆかりの地のご紹介まで。

ロンドンは、古代ローマ時代には
ロンディウムとよばれ、交易地としてさかえていましたが、
じつは、ロンディウム。。。昔のロンドンは、
いまのシティあたりをさしている。

ウエストミンスターあたりは隣町?だったそうで。

タワーオブロンドンなどの
政治的、宗教的な場所がなぜか「ロンドン」ではなく
「おとなり」に建っているんですよね。。。

その理由もちゃんと書いてあり、
そうなんだ!!!の連続でした(*^。^*)


他にも、ロンドンにある
パディントンやキングスクロス駅などの特徴、

ロンドンで活動した詩人や小説家がどのあたりで書いて
そのような場所を舞台にしたのか
ワクワクするような本でした。

ロンドンといえば、大きなテムズ川が流れています。
このテムズ川をはさんでロンドンは二分されています。
ウォータールー橋は自殺の名所だったとか。
その理由を聞くと、切なく、当時の情景が浮かぶようです。

川むかいに監獄などがあり、監獄の説明の項目も興味深かった。
ディケンズのお父さんも借金で監獄に入れられたというのは有名な話ですが、
債権者用の監獄と普通の監獄との違いなど、新たな知識をお持ち帰り!

英文学はおもしろいなぁ。。。と
しみじみかんじた一冊でした。

英文学好きな人だけじゃなくって、
イギリスへ旅行に行く予定の方にもおすすめしたい。
イギリスの旅行ガイドブックの補助として読むと
英国への旅の楽しみが倍増するはずです(^-^)wl

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