『トルコ史』文庫クセジュ  感想

 
タイトル:トルコ史 (1982年) (文庫クセジュ)

あらすじ
タイトルの通り、トルコの歴史を年代別に書いてある概説的な本。

白水社の文庫クセジュで出ている「トルコ史」を読んでみました。
図書館で借りたのですが、こちら1982年の本です。

30年前のトルコ史はこんなんだったのかぁと比べながら読んでいました。

歴史は過去の出来事を掘り起こしてパズルのように組み立てていく学問ですが、
過去の出来事→不変というわけではありません。
新たなパズルのパーツが発見されたり、
パズルの並べる順番を変えたりするだけで
容易に学説は変わります。

この本はトルコ史といっても
ほとんどがセルジューク朝からオスマン朝の政治史です。
年代順にスルタン○○の時代、○○と同盟、○○との戦争
といった具合に、概説的に流れを読むことができます。

私の欲しているイスラーム関連の項目はなかったので、
参考文献にはできませんでしたが、

いろいろ収穫ありました。

イスラムといえば「アサシン」という暗殺者集団がいますね。
中学校のころ、資料集かなにかで読んだきがするのですが、

気のせい?最近の本ではあまり書いていないんですよね・・・
ただ、この本はアサシンに関してのページがあります。
今手元にないので、間違っていたらすみません。

たしか、イスマーイール派が、育ててたんだか、なんだかって書いてあったような?

イスマーイール派については、他の書物でも過激派などと書かれていましたが、
アサシンについては記述されていません。
この三十年で、アサシン研究の何かが変わったのかもしれませんね。
そこのところが気になりました。

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